氷の塊から「スワン」を削りだしている学生と、冷たい氷に喜ぶ園児ら

氷の塊から「スワン」を削りだしている学生と、冷たい氷に喜ぶ園児ら

5月30日、津市大谷町にある大川学園・三重調理専門学校で氷細工を制作する特別授業が行われた。
パーティなど祝宴にかかせない氷細工を学生たちに学んでもらおうと催されているもの。氷細工のプロである津氷彫会の藤岡茂郎会長(73)を含む講師3名が指導に当たった。
まずは講師たちが氷を削るためのノコギリ、ノミなどの道具の使い方を丁寧に指導。参加した学生40名は8グループに分かれ、ハープ、白鳥、鷹、皿、エンゼルフィッシュなど、チーム毎のテーマに合わせた作品作りに取り組んだ。
氷を大まかな形にするための大胆な動きと、形を整えていく繊細な作業の組み合わせに学生達は苦戦しながらも素晴らしい作品を作り上げた。途中、大川幼稚園の園児たちも見学に訪れ、氷細工を見たり、冷たい氷にさわって喜んでいた。