秋の音楽祭10月23日㈰13時~(開場12時)、三重県総合文化センター中ホールで「津西秋の音楽祭」が開かれる。入場無料。主催=津西地区社会福祉協議会と同自治会連合会。
津市出身で津軽三味線奏者・駒田早代さん、ドラムやパーカッションを交えた新感覚の演奏が堪能できる大正琴チーム「彩音会」が出演。
会場に市内各所で配布している券(当日の入場時にも配布あり)を持参するとショー終了後に粗品を進呈。また感染症対策のため券に名前、住所、連絡先の記入を求めている。
事前に券を入手したい人や問い合わせは田山さん☎059・225・5959へ。

産直で珍しい果物を見つけた。ポポーという名前だけはどこかで聞いたことがあったが、実物は初めて。アケビみたいな形で黄緑色をしている。食べてみたら、熟したバナナかマンゴーみたいな濃厚な味。森のカスタードクリームと言われるのも納得だ。
産直には、スーパーにはないものがある。スクナカボチャやロロンカボチャを知ったのも産直。ヒモナスや白ナスを知ったのも産直。個性豊かな野菜を買うことができる。
それで、一週間に一度は産直に行く。珍しい野菜があればとりあえず買う。地元産の野菜を袋一杯買い込むのが私の習慣だ。
産直の品は、スーパーのように規格品の野菜ばかりではない。小さな傷があったり、サイズが不ぞろいだったりもする。でもそれは当たり前。そもそも野菜とはそういうものだろう。虫食いの一つや二つあったとしても、農薬が少ないと私はプラス評価をする。
一つひとつに生産者の名前があるのがまた良い。森さんの野菜はいつも出来が良いとか、石垣さんの蕪なら間違いないとか、何度も買ううちに名前を覚えていく。会ったことはないけれど、近しい人のように感じる。
産直は生産者と消費者をつなぐ店。安くて美味しい地元産の新鮮野菜が手に入る。生産者の方も求められる喜びを実感できるだろう。近くにあれば毎日行きたい。   (舞)

寸劇の様子

寸劇の様子

9月28日、津市芸濃町椋本の津市芸濃総合文化センターで、芸濃地区敬老会が行われた。
主催は芸濃地区社会福祉協議会。同地区の75歳以上が対象。コロナ禍で久しぶりの開催となった今回は、感染症対策として午前と午後の2回に分けて開催。5地区から計250名が参加した。
フラダンスやコーラスなど様々な出し物で高齢者たちは楽しんだが、同社協有志たちも寸劇「なぜかだまされる振り込め詐欺」を披露。高齢者の被害が後を絶たない振り込め詐欺について警察が公開している資料を基にシナリオを作成。市役所の職員を騙る詐欺グループからの電話を受けた高齢者が「還付金があるから」とATМまで巧みに誘導され、大金をだまし取られるまでの様子をコミカルに演じ、注意喚起をした。
同社協の濱野章会長は「みなさんに集まって頂き、楽しんでもらえてよかった」と話していた。

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