㈱メディカル一光グループ=本社・津市西丸之内=は、4月23日、ホテル津センターパレス5階伊勢の間で「新入社員旅立ちコンサート」を開いた。
 同社は「良質の医療・介護サービスをより多くの人に提供する」を理念とし、調剤薬局事業とヘルスケア事業、医薬品卸事業を展開。調剤薬局事業は、三重県、愛知県、大阪府、京都府を中心に1道2府9県で94店舗を運営。ヘルスケア事業では、三重県、愛知県、鳥取県、島根県を中心に「居宅系介護42施設(居室数1417室)をはじめ、幅広い介護サービス事業を行っている。
 今回のコンサートは、今年4月3日に入社した約30名の薬剤師が、3週間の研修を終えて各地の赴任地へ希望に燃えて旅立つにあたり、研修最終日に期待を込めて企画したもの。会場には新入社員を含めた約200名が出席した。
 冒頭、南野利久社長は同社薬局と患者さんとの間で交わされたほのぼのとしたエピソードを披露しながら「研修で学んだことを実践して頂きたい。大切なのは地域の方に根付く薬局を目指すこと。素晴らしい先輩達に倣って良い薬剤師になって頂きたい。また立派な社会人、愛される医療人となって頂くことをお願いする」と挨拶。
 コンサートでは、カーネギーホールのリサイタルで反響を得て国際的に活躍する声楽家・野々村彩乃さんのソプラノと、田中雅子さんのピアノで「さくら(独唱)」「ハナミズキ」「遠き山に日は落ちて」など11曲を披露。途中、田中さんのピアノソロで、もののけ姫から「アシタカとサン」を演奏した。
 特に後半では、メジャーナンバーとして知られる不滅の名曲「タイム・トゥ・セイ・グッドバイ」、さらにプッチーニが作曲した最後のオペラ、トゥーランドットから「誰も寝てはならぬ」を高らかに歌い上げ、新たな旅立ちを迎えた新入社員らにエールを贈った。
 新入社員らは「晴れの日にこんなコンサートを開いて頂き感謝します。明日から赴任地での仕事を頑張ります」と話していた。

三重歴史研究会は、5月28日㈰10時~11時半、津駅北隣りのアストプラザ4階会議室1で講演会を開く。講師は同会役員の若林征男さん。テーマは「木地師の世界」。
 木地師とは、山に入って木を切り、和製轆轤(ろくろ)を使って、木からお椀やお盆といった「木地」を作る職人。歴史はとても古く、遡ること平安時代。第55代目天皇の文徳天皇の息子、第一王子の惟喬親王が、弟との世継ぎ争いに敗れ、滋賀県の山の中に身を潜め、その地で自らろくろを発明し、家臣であった小椋大臣実秀と大蔵大臣惟仲にろくろを使って木地を引くことを伝授する。これが、木地師はじまりと言われている。
 定員50名に達した時点で締め切り。会員は無料、会員以外は200円(資料代)。
 問い合わせは事務局☎059・226・5181へ。

 津市芸濃総合文化センター市民ホールで5月14日㈰、第1部(13時開演)第2部(16時は開演)、開場は各30分前、芸能文化による地域おこしを目的とした地域劇団「芸濃い劇団 燦」の公演「それ行け家康!どうする於奈津?」が上演される。
入場無料。
 芸濃地域文化祭の一環。劇団の母体は「芸濃町を芸濃い町にする会」。同町椋本出身で東京で活躍してきた文筆家の伊藤裕作さんが地元の仲間と設立。日本で唯一の「げいのう」の名前を生かした地域づくりをめざし、東京の様々な劇団の公演を誘致するなど質の高い実演芸術を鑑賞する機会を創出。その次の段階として生まれたのが、芸濃町在住・在勤者による同劇団。現在は役者や裏方を含め、小学生から高齢者までが所属している。
 今回は、安濃郡河内落合(現在の津市芸濃町)出身で徳川家康、秀忠、家光の三代を支え、伊勢商人の江戸進出の手助けをした女性として知られる於奈津の生涯を喜劇風に演出し、オレオレ詐欺を含め22幕の場面展開で観衆が飽きないように工夫している。 

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