生徒の前で自社の取組を伝える林口さん

 7日、津市立橋北中学校で津中央ライオンズクラブ=以下、LC=が各分野のプロフェッショナルとして活躍する会員による職業講話を開いた。
 同LC初の試み。将来社会に出る時に向け、生徒たちが様々な仕事について知る機会を得るキャリア教育の一環として開かれたもの。2年生6クラスの生徒209名が参加。同LCからは、空調設備工事の㈱三重空調の西村吉信さん、自動車販売の㈱ホンダオート三重の林口朋一さん、葬祭業の㈲ベルサポートの辻康次さん、不動産業の㈱ライフプランの坂野誠さん、給水設備工事のAya水道の岸田慎次郎さん、地域プランナーの村主英明さんの6名が講師として参加した。
 講師を務めた6名は、それぞれが各クラスに分かれ、生徒たちの前で自分の仕事について紹介するだけでなく、自身は学生時代をどのようにすごしたかや夢についての話をした。一部を紹介すると…林口さんは1977年に起業し、津市を中心に三重県内で自動車販売及び修理を行う会社を経営しているが、自社独自の地域限定ロードサービス「安心ネットワークシステム」を運営。その中で得た事故が起きやすい時間などのデータを基に、営業時間を決め、従業員の働きやすい環境づくりにも取り組むITを生かした経営を紹介していた。