津市久居アルスプラザ・ギャラリーで9月6日㈬から9月10日㈰までの9時から17時(最終日は16時まで)、毎年恒例の三重のものづくり作家による合同作品展「つくりびと展・拾伍─還(かえる)─」が開かれる。 
 今回は日常の中に潜むユーモアとリアルを不思議な世界観で表現する「絵画」を新メンバーとして迎え、過去展からはかわいらしい器でほっこりとさせる「陶器」、革製品作家から写真家へとスタイルを変化させて会話の中から人の表情を切り取る「写真」、超細密な表現で自然の生き物を描く「ネイチャーアート」、一枚の紙で作られたとは信じがたい複雑な造形を生み出す「折り紙」、緻密な作品でファンも多い「木工」、生花や造花を巧みに組み合わせてシックな中に豪華さも感じさせる「フラワーデザイン」。
 さらに、様々なビーズを多様な技法で女性の美をより引き立てる「コスチュームジュエリー」、綿の種を植えるところから糸紡ぎ、染め織りまでを行う「染め織り」、繊細な筆さばきで器にエレガンスな花を咲かせる「陶磁器上絵付け」、作品本体を生かすことで表現する「表装」、自身開催の個展でも多くのファンを集める「水彩画」、可愛くてほっとする世界観と、ポップでカラフルな色遣いが人目を惹く世界観のそれぞれの個性が感じられる二人の作家による「イラスト」の全14名が出展する。
 問い合わせは松尾表具店☎059・293・0175へ。