「いつも始まり(時)」130号・竹内勝行さん作

「第43回三重二紀展」が23日㈬から三重県総合文化センター第2ギャラリーで開かれる。9時半~17時(最終日は16時まで)。入場無料。主催=(一社)二紀会三重支部。会期は27日㈰まで。
 同支部の上部組織の二紀会は昭和22年、熊谷守一、黒田重太郎、中川紀元、鍋井克之、宮本三郎、田村孝之介、栗原信などのメンバーを中心にして設立。現在は一般財団法人二紀会として各県に支部を置き、全国組織の美術団体となっている。
 三重郡朝日町にある三重支部は43年前に二紀会三重支部として承認され現在に至る。
 また、①美術の価値を流派の新旧に置かず、皮相の類型化を排する②具象・非具象を論じない③流行によって時代を誤ることを極力避ける④真に新たな価値を目指し、創造的な個性の発現を尊重する⑤情実を排しつつ新人を抜擢し、これを積極的に世に送ることに努める…の主張のもと、会員が日々作品制作に励んでいる。設立43周年となる今展では、会員ら14名がこれまでに制作した大小の力作を出展する。
 問い合わせは竹内さん☎090・4868・6636へ。