11月23日(祝)、9時20分から(開場9時)津リージョンプラザお城ホールで、カラオケ「優の会」=田中優代表=による『懐メロ・歌つづり~ファイナルステージ』が開かれる。入場無料。後援=本紙。
 昭和の名曲を子や孫の世代に歌い継ぐという趣旨で毎年開かれており、多くの懐メロファンに愛されている催し。会主の田中優さんはカラオケブームの折には県下でいち早くカラオケ同好会を立ち上げ、長年に渡って発表会を開催してきた。優の会としては11回目のステージとなり、今回が最後となる。今後は規模を縮小して企画を行っていく予定。
 今回も昭和の名曲をこよなく愛する三重県内ののど自慢が多数参加。ステージで次々と名曲を歌い上げていく。
 最後を飾るに相応しく昭和60年代、50年代…と年代を区切って昭和を振り返りながらそれぞれの時代の名曲を歌ったり、ロマン歌謡などテーマ別の歌謡曲のコーナーを用意。最後は「好きになった人」を会場全員で歌って盛大にフィナーレを迎える。

 11月25日13時30分~15時、津センターパレス2階ホールで、ときめき高虎会が主催する歴史講演会「えっ、それもあれも高虎!?」を開催。
 講師は高虎公が主役の小説「蔦は枯れず」が代表作の作家・摂津守さん。高虎公が関わり現存する建築物は20を超えており、日本一の「築城名人』と言われる所以にもなっている。武勇に優れた高虎公が日本一の高さを誇る石垣と現在の数多い天守に見られる『層塔型天守』を実現できたのは、生まれ故郷の近江の石垣造りの石工集団「穴太衆』、建築の宮大工集団「甲良大工』の存在が大きい。講演では、高虎公が関わった建造物から「甲良大工」と「穴太衆」の関係を紐解いていく。
 参加費は一般500円。講演終了後には摂津さんの著書を販売。購入者にはサインと共に摂津さん手製の革製ストラップ付ブックマークを進呈。

 10月19日、津市森町の三重県動物愛護推進センター「あすまいる」で、津中央ラインズクラブ=西村吉信会長=が、ペット用品など約30万円分の寄贈を行った。
 あすまいるは、やむを得ない理由などで県が引き取った犬や猫を飼育し希望者へ譲渡したり、啓発活動や不妊去勢手術などを行っており、犬や猫の殺処分ゼロの達成にも貢献している。同ライオンズクラブでは動物愛護を今年度の事業に盛り込んでいるため、ペットフード、猫のトイレ砂、ノートパソコンの寄贈を行った。
 西村会長は「令和4年度に県内の殺処分ゼロ達成は素晴らしい」と挨拶。佐々木友美センター長は「殺処分ゼロを維持するためには譲渡だけでは難しい。普及啓発が大切で、飼い主になった時に家族に一員として飼い切ることができる子供を育てていくためにパソコンを役立てていく」と感謝した。
 贈呈式の後は、同クラブの会員がセンターを見学し、保護されている犬や猫とのふれあいも楽しんだ。

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