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津市内の不動産業者で作る(公社)三重県宅地建物取引業協会津支部=津市上浜町、松田貞司支部長=は8日の津まつり当日、三重県弁護士会館前の専用ブースで『ふれあい宅建フェスタin津まつり』を実施した。後援=国土交通省、三重県。
津市のまちづくりを進める上で欠かせないパートナーが不動産業界。当日は同協会が協力して、津市が進めている「空き家情報バンク制度」などを広く市民にPRしたほか、フランクフルトやジュースの販売、マスクの無料配布を行った。また、例年好評の不動産に関する無料相談コーナーなども開設され、多くの来場者が訪れた。
また、前葉泰幸津市長がブースを訪れ、会員らを激励していた。
会員らも、この日は法被姿で津まつりを大いに盛り上げていた。
2023年10月27日 AM 9:21
〝きのこを通じて社会貢献する〟を経営理念に掲げる㈱岩出菌学研究所=津市末広町=と同研究所グループの㈱シエンは、津まつりの8日、津地方検察庁前広場でブースを出展し『きのこ展示会』を開催した。
「きのこの事をもっと知って欲しい」と毎回、同まつり行っているもので、スタッフが前日までに山で採取してきた採れたての様々なきのこを分類して展示した。今年の猛暑と異常気象の影響で雨が少なかったため、採れたきのこの種類は少なかったが、普段は目に触れることの少ないきのこを見ようと多くの人が集まった。しげしげと眺める市民らに対し、同社のスタッフが、きのこの持つ特徴や、食べられるかどうか、などを丁寧に説明していた。
さらに、暗い所では緑色に妖しく光るきのこ、ヤコウダケも展示。子ども達は暗幕の中を覗いて「お~光ってる!」とびっくりしていた。
2023年10月27日 AM 9:19
10月29日13時半(13時開場)~、三重県総合文化センター中ホールで、創作和太鼓チーム『津・高虎太鼓』=中田正己会長=の創立50周年記念演奏会「邂逅」が開かれる。後援=津市、津市教委。今年の津まつりでも勇壮な演奏を披露するなど、津市の郷土芸能の一翼を担う同団体。半世紀の歩みを振り返り、未来に向かう演奏を響かせる。
津・高虎太鼓は、73年に津青年会議所の20周年記念事業として発足したことが始まり。79年に作曲者として活躍を続けてきた故・金子圭佑氏が音楽監督に就任。津・高虎太鼓少年隊を結成し、青少年の健全育成を目標にすると共に『音楽としての太鼓』を追求。当初は津藩祖藤堂高虎公の功績を紡いだ楽曲を中心に演奏活動をしてきた。口伝で曲が受け継がれる和太鼓の世界で、金子氏は曲を五線譜に起こし、それに基づく指導で会員たちの音楽的な資質を高めることにも注力した。その成果として、現在の音楽監督を務める水谷忍さんを筆頭に、プロチームに参加する奏者を輩出している。金子氏が86年に48歳の若さで急逝したが、会員自らの手による創作和太鼓チームとして再起。金子氏の想いは今もチームに受け継がれている。
現在は小学生から70代まで約150名が所属しており、津まつりでの演奏や定期演奏会、海外演奏などの単独公演のほか県・市の代表として中高生を中心とした若手トップチームが和太鼓コンクールの出場を目指すなど、新しい世代の成長も著しい。また、長きにわたる歴史を持つだけに、親子2代、3代で演奏を楽しんだり、学業や仕事で一度は会を離れたが再び活動している会員もいるなど、チームは多くの想いに支えられている。
半世紀の節目となる今回の演奏会のテーマは「邂逅」。人生が大きく変わる運命的な出会いやめぐり逢いを意味している。創立以来、多くの人との出会いやめぐり逢いを重ね、そのつながりに支えられてきた半世紀の歩みを振り返りながら観客達との邂逅に感謝の思いを込めた演奏を披露する。演奏会は3部構成。少年隊による元気いっぱいの演奏や、トップチームの卓越した演奏が披露されるほか、ルーツの「津青年会議所高虎太鼓」や女性チーム「津・高虎太鼓華乃津会」、「三重フィルハーモニー交響楽団」の有志などが出演する。
津まつりを終えた会員たちは、演奏会に向けて河芸総合支所内の郷土芸能練習場で熱の入った練習を続けている。創設期よりチームを支えてきた中田会長は「あっという間の50年。色々な企業の方々や地域に育てて頂いたおかげで、ここまで来られた」と感謝する。
入場料は全席自由で1000円。取り扱いは総文チケットカウンター☎059・233・1122、中津軒☎059・228・2748へ。
2023年10月12日 AM 5:00