光るきのこヤコウタケについて話す多田所長

 ㈱岩出菌学研究所(津市末広町1の9。池田豊代表取締役)が、5月18日㈯、きのこへの関心を高めてもらおうと、「光るきのこ!ワークショップ」を開催した。
 光るきのこ、ヤコウタケは、小笠原諸島、伊豆大島の八丈島に自生し、降水量の多い5月頃に緑色に発光することで知られる。当日は三重県内および愛知県、大阪府から16組(31名)の親子が参加した。
 岩出菌学研究所の所長で農学博士の多田有人さんが日本国内の光るきのこの紹介や特徴、きのこ自体の生体について他の光る生物との色の違いを解説した後、乾燥したウミホタルを水で濡らして潰すことにより青く光る実験も披露し、参加者らは光の美しさに驚いていた。
 参加親子は、「夏休みの自由研究に応用します」などと話し、興味を示していた。