検索キーワード
「第44回三重二紀展」が21日㈬から三重県総合文化センター第2ギャラリーで開かれる。9時半~17時(最終日は16時まで)。入場無料。主催=(一社)二紀会三重支部。後援=(公財)三重県文化振興事業団。会期は25日㈰まで。
同支部の上部組織の二紀会は昭和22年、熊谷守一、黒田重太郎、中川紀元、鍋井克之、宮本三郎、田村孝之介、栗原信などのメンバーを中心にして設立。現在は一般財団法人二紀会として各県に支部を置き、全国組織の美術団体となっている。
三重郡朝日町にある三重支部は43年前に二紀会三重支部として承認され現在に至る。
また①美術の価値を流派の新旧に置かず、皮相の類型化を排する②具象・非具象を論じない③流行によって時代を誤ることを極力避ける④真に新たな価値を目指し、創造的な個性の発現を尊重する⑤情実を排しつつ新人を抜擢し、これを積極的に世に送ることに努める…の主張の下、会員が作品制作に励んでいる。
冨田儀考支部長は「設立44周年となる今展では、会員ら15名が新国立美術館・二紀本展に向けて1年間精魂を込めて制作した大小の力作を出展します。ぜひご覧下さい」と話す。
問い合わせは冨田さん☎0595・37・0583へ。
2024年8月8日 AM 9:35