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津市消防本部(久居明神町)は6日、女性独自の視点と切り口での災害時における連携強化のため「女性職員活躍サミット」を開いた。今年1月に予定されていたが、能登半島地震でこの日に延期。多様化する消防需要に対応し、市民サービスの向上を図ることが目的。同本部へ3月に国から配備された拠点機能形成車の中に、自衛隊や警察、消防に勤務する女性職員が一堂に会し、活躍推進への取組みや課題について意見交換を行った。
小説が原作でテレビドラマになった「空飛ぶ広報室」のモデル、航空幕僚監部総務部にも在籍した航空自営隊白山分屯基地司令2等空佐の古賀真奈美さんは、防衛省における女性職員数の推移とワークライフバランスの推進について説明。全自衛官に占める女性の割合は、令和6年度時点で8・9%。令和12年度までに12%以上とすることが目標だという。
同本部消防団統括室の宮坂千秋室長は「昨年度の第1回は役職に関わらず実施したが、今回は勤続年数の長いマネジメント層の職員に集まってもらった。自衛隊では、災害派遣で女性視点での配慮が反映されたという話があった。津市消防本部では、緊急消防援助隊に女性が派遣された実績がない。今回の学びを後輩に伝えていき、男性の多い職場で、女性がどのように活躍の場を広げていけるかを検討していきたい」と感想を述べた。
2024年8月22日 AM 4:55
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