櫓の周りで盆踊りを楽しむ人たち

 8月24日、津市大門の大門大通り商店街で浴衣姿の人たちが集う「大門キモノ夏祭り」が初開催された。
 同商店街の写真スタジオ「フーシャ」の山中優さんが立ち上げた実行委員会が主催したもの。地域活性化の一助にするため、6月に大門キモノ祭りを初開催し、好評だった。「大門の飲食店を利用してもらったり、街を散策し、知ってもらう」というコンセプトで夏祭りも企画した。
 旧サンカドー交差点に盆踊り用の櫓を設置し、DJが小粋な昭和歌謡で、会場のムードを盛り上げた。盆踊りは、津音頭などに合わせ、和太鼓奏者の服部博之氏が演奏。多くの着物姿の人たちが輪になって楽しく踊っていた。
 また、気軽に様々な店で飲食が楽しめる「津ぅのドまんなかバル」と同時開催ということもあり多くの人でにぎわった。
 山中さんは「たくさんの商店街の人たちを巻き込んだ新しい祭りとして大切に続けていきたい」と語った。