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津城復元の会のメンバーたち(右から二人目、馬場実行委員長)

津城復元の会のメンバーたち(右から二人目、馬場実行委員長)

6日、一志町大仰の一志ゴルフ倶楽部で津城復元の会=西田久光会長=が2年ぶりに復元資金造成のためのチャリティゴルフコンペを開いた。
同会は津市のシンボルである津城の復元を目的に、これまで津市のふるさと納税「ふるさと津かがやき寄附」の利用を呼び掛けたり協力店への募金箱の設置や街頭募金、復元資金造成ライブなどを実施。その一環のコンペは今回で5回目。復元に寄せられた浄財は、9月末現在で述べ2万3952名から4653万円余と第1次目標の1億円の半分の5000万円に近づいている。
気持ちの良い秋晴れに恵まれたこの日は174名が集まった。コロナ対策として、プレー後の表彰式は行わず、最初の9ホールのハーフで集計しスコアを競い合った。
実行委員長の馬場康雄さんは「津城の歴史的なことももっと多くの人に知ってもらいたい。来年は藤堂高虎公の命日にあたる10月5日開きたい」と笑顔で話していた。
この日集まった19万6千円の浄財は翌日、津市の財政課へ届けられた。

(左から)川喜田代表、小高選手、山門選手、千原選手、髙田理事長=津市上弁財町の三重トヨペット㈱津垂水本店で

(左から)川喜田代表、小高選手、山門選手、千原選手、髙田理事長=津市上弁財町の三重トヨペット㈱津垂水本店で

10月16、17日にオンラインで開かれる「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2021MIE」の「グランツーリスモSPORT部門」に三重県代表で出場する3名の壮行会が3日、三重トヨペット㈱津垂水本店で開かれた。同部門は、リアルドライビングシミュレーターを謳うソニープレイステーション4用のゲーム「グランツーリスモSPORT」を用いたeモータースポーツ(レースゲーム)の競技。ドライビングテクニックはもちろん、レース運びもリアルレースさながら。同社は昨秋、自動車販売会社として初めてeモータースポーツクラブチーム「BTFスピリット」を発足させ選手の育成に注力してきた。今回出場する3名は、8月7日の全国予選で一般の部の出場権を勝ち取った小高侑己選手(20)=いなべ市=と、開催県特別枠として9月18日に行われた三重県特別代表選抜戦の一般の部で出場権を勝ち取った山門鈴空選手(18)=鈴鹿市=と、U―18の部の千原勇人選手(17)=松阪市=。全員がBTFスピリットのメンバー。
同部門は3年前から国体の文化プログラムの正式種目として採用されており、今年の三重とこわか国体出場を目指していたが、国体が中止となったため、独自で大会をオンライン開催することになった。
壮行会では同チーム代表の川喜田雅則専務(44)が「eスポーツは黎明期にある。今年は開催県として三重には特別な年。出場選手全員がクラブチームのメンバーとなりとてもうれしい」と期待感を表した。
続いて髙田雅之・県eスポーツ連合理事長(58)が出場選手に本大会の出場権を手渡し、「BTFのメンバーとして全国大会出場という目標を達成できた。競技を楽しみ普段の実力を発揮できればおのずと結果は出るはず」とエールを送った。
本大会では一般、U―18とも予選を突破した12人が自宅からオンラインでレースを闘う。

安東シニアすこやかサロン「楽しい園芸」の様子 今年6月24日…旧安東幼稚園にて

安東シニアすこやかサロン「楽しい園芸」の様子
今年6月24日…旧安東幼稚園にて

今年3月末で閉園した津市立安東幼稚園の施設を活用したサロン活動が地域住民の世代を超えた交流を生み出している。
活動の主体を担う「安東幼稚園施設の活用を考える会」(西村淑子代表)は同園を「地域の財産」、また、次代を担う子ども達を「地域の宝」と位置付けている。閉園に伴い4月から学童保育所「ひだまり」を管理棟に開所。共働き世帯のニーズに応えているが、利用しているのは全児童の2割程度で、他児童の放課後の活動の場を求める声があがっていた。
一方、安東地区は従来からボランティア活動や作品展示会などの文化活動、子育て交流などが活発に行われているが、その活動場所の確保が困難な状況が続いていた。
これらの課題を解決するために同園を地域コミュニティ活動の場として「0歳から90歳代の人々が集える場」をテーマに再編。保育室とお遊戯室を津市から借用し、同地区の文化力向上と子どもの健全育成を目的に今年5月から津市社会福祉協議会の支援事業として次の3つのサロン活動をスタート。
未就学児(0歳から3歳)と保護者が対象の「子育てサロンひよこクラブ」では、絵本の読み聞かせやリズム遊び、毎月の行事など。また、遊び、学び、体験がテーマの「子どもサロンANTO」は、放課後の児童が地域の大人と一緒に活動することで心豊かな成長をサポート。茶道や習字、ハンドベル演奏、工作など、日本の伝統文化に触れることもでき地域の文化力を下支えしている。
高齢者が対象の「安東シニアすこやかサロン」は、体操や園芸、絵手紙などを通じて交流を深めシニア世代の生き甲斐の場を提供している。
個人情報の保護の観点や、核家族化、ゲーム時間の増加など子どもを取り巻く環境は孤立化を招く一因との指摘もある。
同地区のサロン活動は、コロナ禍でも地域のつながりや文化の発展を途絶えさせない試みとして、他地域からも注目を集めている。

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