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決勝進出を決めてガッツポーズを取る榊原さん(ⒸKOTONE NARIKUNI)

 榊原健太(14)さん=松阪レスリングクラブ=が、4月28日に行われたJOCジュニアオリンピックカップ大会2024年度全日本ジュニアレスリング選手権大会のU17(17歳以下)フリースタイル45㎏級で準優勝。6月22日~30日、ヨルダンのアンマンで開かれるアジア選手権大会に日本代表選手として出場する。
 榊原さんは厳しいブロック予選を勝ち抜き、3月に東京に行われたU15(15歳以下)のアジア大会予選に出場したが惜しくも敗れ、悔しい思いをした。しかし、全国中学選抜で3位入賞していたことが、JОCジュニアオリンピック大会の要件を満たしていたため、U17での出場が認められた。一回戦は高校生相手に右まぶたを負傷しつつも快勝し、二回戦も見事なバックドロップで勝利を決定づけ、決勝まで駒を進めた。決勝戦では同い年のライバルで、親友でもある芝拓さんに敗れたがアジア選手権への切符を手にした。
 榊原さんが日本代表選手として海外で戦うのは初めて。日本と海外のスタイルの違いなども意識しながら練習を重ねているが、6歳から指導をしている父・貴裕さん(55)は「スピードと力を生かし、持ち味を発揮できれば勝てる」と太鼓判を押す。榊原さんも大舞台を前に「目標は優勝です」と瞳を輝かせる。

 分部町に380年以上伝わる『唐人おどり』を『子ども唐人』になって踊ってみませんか!
「子ども唐人・唐人踊りを継ぐ会」が令和5年度「子ども唐人」を募集している。
 毎年10月の津まつりに参加することを第一の目標に練習。練習は月2回程度で、土曜日の午前中(10時~11時)に養正小学校の体育館で実施。その他のイベントにも参加しながら活動は来年の3月まで行う。
 6月の練習日は1日と15日、7月は6日と20日。
 見学も可能。応募資格=小学1年~6年まで。練習場所(養正小学校体育館)までの行き帰りを保護者の責任で通える人。「お面・衣装・道具を大切にする」などの約束が守れる人。
 年会費=1000円(スポーツ安全保険加入含む)。
 申し込み・問い合わせは児童名・保護者名・住所・☎・メールアドレスを明記して、担当の小菅さんへショートメールで送信(☎090・8869・7528)。

講演する加来さん

 12日、ホテルグリーンパーク津6階伊勢の間・安濃津の間で三重歴史研究会=山口精彦会長=が歴史家で作家の加来耕三さんを招き、創立35周年記念講演会を開いた。
 数多くの歴史に関する書籍を出版し、テレビなど様々なメディアでも活躍している加来さんの話が聞けるとあって約320名の聴衆が集まった。演題は「歴史を学び、未来を読む~藤堂高虎と家康~」。
 加来さんは冒頭で「どうすれば歴史を具体的に仕事や日常生活に活用できるかを実践して頂きたい」と語り、まずは藤堂高虎の仕えた徳川家康についての多彩なエピソードを紹介しながら、人物像を掘り下げた。家康は、国の行く末を見通す大局観では織田信長や豊臣秀吉と比べると劣っていたとしたが、長男・信康の切腹の一因をつくったとされる酒井忠次や、三河一向一揆で自分を裏切った本多正信を許して重用するなど、絶望を乗り越えた先でも寛容さを持ち続けられたことが天下人となったリーダーシップの源であるとした。そして、家康と対立する立場にあった秀吉の弟・秀長の重臣だった高虎を許し、頼ったことも寛容さがあったが故とした。一方の高虎も、恩義のある秀長の死後も豊臣家を守ろうとしたが、朝鮮出兵を機に限界を感じて、家康以外に新しい天下統一の道を見出せなかったため、仕える道を選んだのではないかと推測した。
 また、若い頃の高虎は身長190㎝の巨体を生かした槍働きを得意としていたが、秀長に仕えて以降は、鉄砲隊の指揮や兵站を任されたことで算術を学び、そういったことが積み重なり、高虎の業績の築城術に繋がってくるとした。「高虎は全くやったことのないことを次々とやってのけて、成果をあげながら上をめざす。水軍を率いたと思ったら、最後は忍を操ることになった」と事績を紹介し、高虎から今日の私たちが学び、未来に向けてやるべきことはリスキリング(革新に対応するために新しい技術や知識を学ぶこと)とした。

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