地域

露の紫さん

 3月15日㈬16時半~(開場16時)、津市半田1691─1の茶室無心庵で落語家・露の紫さんの独演会が開かれる。
 地元落語家の切磋亭琢磨さんの主催の「地域寄席切磋亭」の第3回。会場の無心庵は十八畳ある大きい茶室で「ここで伝統芸能の落語をやれば趣のある雰囲気になる」という思いでスタート。第1回と第2回は、東京や大阪から天狗連(アマチュアの噺家)の有名どころを招いて開催したところ札止めとなるほどの大盛況だった。
 満を持して3回目は、プロの噺家をということで、大阪を拠点に活動する露の紫さんの独演会を開催する運びとなった。露の紫さんは2008年に露の都さんに弟子入り。2013年にNHK新人演芸大賞の落語部門で決勝進出など活躍を続けている。今回の演目は「試し酒」ほか一席。琢磨さんによる「子ほめ」も披露される。定員30名の贅沢な空間で、巧みな話芸を楽しめる。
 木戸銭は2000円。予約優先。会場に車で来る場合は会場向かいのJA葬祭やすらぎ会館の駐車場を。
 予約問い合わせは切磋亭琢磨さん☎090・4250・1142へ。三重県総合文化センターでもチケットを販売中。

 「第9回郷土芸能ふれあいフェスティバル」が3月5日㈰10時~15時15分、津市久居アルスプラザ・ときの風ホールで開かれる。入場無料。主催=同フェスティバル実行委員会、協賛=㈱おやつカンパニー、協力=津郷土芸能連絡協議会。
 津市内各地域に伝わる郷土芸能のステージ披露や、地域の特産品販売による食文化を通じて、津市民が集い、ふれあう場として毎年、会場を巡回して開かれているイベントで、今回の久居会場で9回目となる。また、今年は津郷土芸能連絡協議会の創立20周年を記念して見どころ満載の内容となる。
 出演団体及び地域物産展出展者
 【久居地域 出演者】 ▼久居中学校吹奏楽部▼久居文化協会▼榊原町第二区かんこ踊り保存会▼榊原湯の瀬太鼓▼Shiny Star27
 【郷土芸能等出演者】 
 ▼安濃津よさこい組織委員会(天狗ぅ、四季舞)▼津しゃご馬保存会▼津商工会議所青年部元気玉太鼓▼津青年会議所高虎太鼓▼津・高虎太鼓▼津・高虎太鼓 華乃津会▼津民芸保存会▼津音頭保存会▼美里龍神太鼓▼美杉連山のろし太鼓保存会▼分部町唐人踊り保存会▼白塚獅子舞保存会
 【地域物産展】
▼峯田麹店(各種美杉みそ▼伊勢地製茶(前茶・ほうじ茶・玄米茶・ウーロン茶)▼藤田こんにゃく(田舎こんにゃく・こんにゃくの巻き寿司・ずいきの巻き寿司・味ごはん)▼東屋(各種練ようかん)▼やきやき亭浜(あまごめし・杉茸めし・松茸めし・よもぎ餅)▼魚儀(うなぎ弁当・あげ寿し・からあげ)▼季節料理ちとせ(山菜味ごはん・鮭ごはん・鯛ごはん・牛弁)▼久居げんき会による出店
 尚、先着来場者500名にプレゼントを用意。 問い合わせは事務局(津市スポーツ文化振興部文化振興課内)☎059・229・3250へ。

 津市大谷町の大川学園・三重調理専門学校で18日、恒例の料理作品展が開かれた。
 1・2年コースの全学生が対象で、これまで学んだ調理技術を披露する場であるとともに、同会場に展示されるプロの調理人の作品と自身の作品を比較し、さらに技術を磨くきっかけにもなる。
今年は48名が参加。材料費3千円以内、制作時間内(前日3時間、当日1時間半)で日本・西洋・中国料理・製菓の何れかを制作。調理のプロによる審査の結果、小林亜弓さん(調理師科1年・玉城町在住)の西洋料理が見事、最優秀の津市長賞を受賞した。
 小林さんはおせち調理や誕生日、クリスマスなどのイベントで家族に料理を作るのが大好き。今回の受賞品は、娘さんが0歳の時にプレゼントした絵本名からインスピレーションを得て、その世界観を表現。ソースを作りにこだわったメイン料理の牛肉の赤ワイン煮をはじめ、前菜からデザートに至るまで、プロ顔負けの仕上がりに審査員も感心していた。

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