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27日まで津市岩田の百五銀行本店1階で川邊秀子さんの写真展を開催中。平日9時~15時。
 熊野古道世界遺産登録20周年を記念し、熊野速玉大社・熊野本宮大社、熊野那智大社の祭りなどの写真を展示している。

 津西ライオンズクラブ=倉田秀樹会長=は11月23日14時~17時にプラザ洞津で「第1回津西ライオンズクラブ高等学校英語弁論大会」を開催。現在、参加する高校生を募集している。後援=三重県教育委員会。
 弁論大会の参加資格は津市内の高校に在学もしくは在住の高校1・2年生。弁論大会のテーマは「SDGs」で5分以内にテーマに沿って自分の意見を英語で発表する。
 審査員は星城大学教授のマーティン・スナイダー教授、岐阜女子大学の山中マーガレット教授、クアシャ・スティーブン・エリック准教授。
 優勝者はライオンズクラブ交換留学制度(YCE)により、イタリア・ドイツ・ベルギー・エストニアのいずれかの現地ライオンズクラブ宅でホームスティ。2025年7~8月の3週間程度。派遣経費は個人的な経費を除き、津西ライオンズクラブが負担する。参加賞は図書券。
 申し込みは津西ライオンズクラブホームページから。申込締切は9月30日㈪必着。原稿は弁論大会の前に審査があるため、英文及び日本語文の提出が必要。原稿締め切りは10月21日㈪必着。 
申し込みはこちら

 パリ五輪の金メダリスト北口榛花選手の活躍により、やり投げ大国として知られるようになった、ヨーロッパ中東部内陸にある国「チェコ」。津市上浜町に生まれた徳田有希子さん(48)は、チェコの魅力に惹きつけられ、17年前に通訳・翻訳家としてデビューした。チェコという国に絞れば、国内有数の珍しい職業だ。
 幼少期、三重大学工学部の教員をしていた父親の研究で、一年間家族でチェコに。社会主義の時代で、その頃は自由な行き来ができなかった。徳田さんは現地の幼稚園に通い、子どもながらにクラスメイトとコミュニケーションを取っていたという。
 帰国後も、チェコの絵本に囲まれたり、チェコ人が家に訪れたりと、徳田さんにとって身近であり特別な国だった。人と話すのが好きで、語学に関する仕事に就こうと、大学卒業後、英語の通訳・翻訳家を目指して通信教育を受講。志半ば、「英語の場合、TOEIC900点を取る人はざらにいる。そうだ、私にはチェコがある」と思い立った。しかし、東京外大や大阪外大などチェコ語を勉強できるところは限られる。そこで、「行けば早い」と弾丸で飛び込み、一年半、現地の語学学校に通って学んだ。「日本に戻らないという覚悟だった」2006年当時、徳田さんが30歳の頃だ。
 当時は景気が良く、在日チェコ商工会議所に履歴書を提出すると、チェコに支店のある何十社もの日本企業からオファーがあったそう。その中から、社長直々に声を掛けられたパナソニックへ入社。工場で、日本人サポーターと現地の作業員との間に入り、通訳としての夢を叶えた。
 チェコに渡った13年後、突然の父の病気、死をきっかけに帰国。現在は実家に戻り、チェコの会社から入る翻訳業務依頼も帰国前から継続しつつ、チェコに出向する前の日本人会社員への集中講座や「あなたの知らないチェコの世界」と題した一般向けの講座を、オンラインを中心に行っている。
 将来的には、チェコの絵本の日本語版を出版したいとも語る。「チェコに関することなら誰にも負けない」という徳田さん。あなたも、今話題のチェコの扉を開いてみてはいかがだろうか。
 問い合わせは、メールtoyu_2003@yahoo.co.jpへ。

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