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㈱岩出菌学研究所(津市末広町1の9。池田豊代表取締役)は、5月18日㈯①9時~と②11時~(各約1時間)、きのこへの関心を高めてもらおうと、「光るきのこ!ワークショップ」を開催するにあたり参加者を募集中。参加費は1名2970円(ヤコウタケ栽培キット付き)。
 ヤコウタケは、小笠原諸島、伊豆大島の八丈島に自生し、降水量の多い5月頃に緑色に発光することで知られる。当日は、同研究所の多田有人所長(農学博士)が「光る生き物について」「ウミホタルの発光実験」「光るきのことは」「ヤコウタケ栽培キットのセット・管理方法」について説明するほか、質問コーナーもある。
 参加希望者は、☎059・228・5786(平日8時30分~17時)、メールkinoko@iwade101.comで氏名・年齢・住所・電話番号・参加希望時間を明記して申し込み。中学生以下は保護者1名同伴可。各回定員になり次第締め切り。
 ※ヤコウタケ栽培キットは、自然発光するきのこを自宅で栽培することができる。具体的には、付属の容器に種菌を仕込み、温度と湿度を管理することで、約2週間で成長し、2日ほど光るという(観賞用のきのこのため食べられない)。栽培キットは同研究所で販売中。

 5月19日13時30分~15時、津センターパレス2階ホールで、ときめき高虎会が主催する歴史講演会「津藩家臣団の形成と構造~高虎時代を中心に」が開かれる。
 講師は元三重県史編さん事務局職員の藤谷彰さん。令和6年度は藤谷さんによる4回の連続講座で今講演会が第1回。
 豊臣大名であった津藩祖・藤堂高虎時代の家臣団がどのように形成されていったかや、その構造を分限帳や由緒書を元に分析していく。更に家臣の中で大名格の者たちが藤堂家の権力に包摂されていく様や陪臣家臣団について藤堂采女家の家臣団を事例に検討する。
 参加費は一般600円。問い合わせは赤塚さん☎090・7313・0182へ。

講師の倉本一宏さん

斎宮歴史博物館(多気郡明和町竹川503)で開催中の開館35周年記念春季企画展「源氏物語と斎宮─王朝のきらめき 光る君の栄華」に伴う記念講演会を実施。現在、参加者を募集している。開催日は5月18日㈯13時30分~15時30分まで。
 講師は、倉本一宏さん(国際日本文化研究センター名誉教授・総合研究大学院大学名誉教授)。
 演題は「紫式部 その三つの人生」。
 倉本さんは1958年、三重県津市生まれ。京大学大学院人文科学研究科国史学専門課程博士課程単位修得退学。専門は日本古代史、古記録学。博士(文学、東京大学)。国際日本文化研究センター教授。NHK大河ドラマ「光る君へ」の時代考証を担当する。
 著書に『藤原道長「御堂関白記」全現代語訳』『藤原行成「権記」全現代語訳』(講談社学術文庫、ともに全3巻)、『紫式部と藤原道長』(講談社現代新書)、『藤原氏―権力中枢の一族』(中公新書)など。編著に『現代語訳小右記』(吉川弘文館、全16巻)がある。 
 当日は世界最高峰の文学である『源氏物語』を著した紫式部のリアルな生涯を三つの視点から読み解く。
 特に三つめの「彰子の申次女房として」は、おそらく紫式部にとっては人生の主要な部分であったと思われる。時間があれば、道長が『源氏物語』や『紫式部日記』の執筆に及ぼした影響を考え、『源氏物語』と『紫式部日記』が道長なくしては成立しなかったことを明らかにする。
申込方法=こちらから 
 申込期間=5月12日㈰必着。
 配信方法=参加申込者にユーチューブの配信用アドレスと資料のダウンロード用アドレスが5月15日㈬までにメールで連絡がくる。
 講座終了後1週間程度のアーカイブ配信を予定している。
 その他=インターネットに接続できる機器・回線(データ通信料)は参加者自身で用意・負担。
 諸般の事情により、やむを得ず講座を中止する場合がある。
 問い合わせは、学芸普及課(記念講演会担当)
☎0596・52・3800(月・日を除く9時~ 16時)。
 同博物館で開催中の「源氏物語と斎宮─王朝のきらめき 光る君の栄華」は、源氏物語に描かれる斎宮、伊勢斎王を切り口に、歴史上の伊勢斎王とのつながりや、平安時代の貴族の日記に記された斎王の儀式、源氏物語の作者・紫式部の人物像なども絡めつつ、源氏物語と斎宮の深いゆかりを紐解く。会期は6月2日㈰まで。
 観覧料=一般300円、大学生240円、高校生以下無料。

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