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(公社)津法人会(伊藤歳恭会長)は2月28日、ホテルグリーンパーク津で新春講演会を開催。講師のインスピーレマネジメント代表の前山都子さんが「自走する人づくり~『人が自立的に動き成果が上がる』仕組み~」と題して、経営理念の在り方、その理念を社員と共有(浸透させる)することの重要性を話した。
前山さんは百五銀行出身。在職中は人材開発部門に通算16年間、4箇店で支店長も努めた。退職後にインスピーレマネジメントを創業。43都道府県、約100の金融機関や中小企業でマネジメント、人材開発などに取り組んでいる。
講演では「人が自立的に動き成果を上げるには、経営理念を掲げると共に全社的に理解・浸透させることが重要。そうすることで経営理念そのものを社員が自分事に感じ、仕事をする上での判断軸になる。行動指針や価値観が習慣化すれば、自らが成果を出すように行動するようになる」と話した。
2023年3月22日 AM 11:28
最大2万円分のマイナポイント目当ての駆け込み需要もあり、津市のマイナンバーカード交付率は60%を突破する見込みではあるものの、本庁窓口は連日、受け取りに訪れる人の混雑が目立っている。津市は平日・休日ともに本庁や支所など合わせて一日300枚ペースで交付を行っているが、更に受け取りが増える見込みの3月から4月にかけては、本庁の土日の窓口を拡充して対応する。
国がマイナンバーカードの普及策として、新規取得申請した人を対象に、任意のキャッシュレス決済で最大5000円分(チャージや利用額の25%)の還元に加え、「保険証利用登録」を行った人と「公金受取口座登録」を行った人を対象に各7500円、計1万5千円分のポイントの直接付与を行っている。
ポイントの対象となる新規取得の締切は昨年末から今月末まで延長されたが、これ以上の延長は無いと明言され、カードの保険証利用など、実用的な場面での使用が増えることもほぼ確実となったため、駆け込み申請が急増。申請は役所の窓口までいかなくても、QRコード付きマイナンバーカード交付申請書をスマートフォンから読み込めば、比較的簡単に申請できるほか、ネットを使うのが苦手な人でも携帯電話各キャリアのショップでも申請支援を行っていたり、証明写真を撮影する機械にも申請機能が付いたものも設置されている。津市は昨年12月に市内の大型ショッピングセンターなどで休日に出張申請を実施するなど地道な支援を続けてきたこともあり、カードの交付率は近日中に60%を超える見込みで、1年余りで20%ほど伸びたことになる。
一方、カードの受け取りは、市の各窓口に足を運んで本人確認をする必要がある。ここ最近は短期間で新規取得申請が急激に増えた影響から、特に本庁窓口は連日混雑が続いている。カードが受け取れる場所は津市役所本庁、アスト津のマイナステーション、各総合支所となっているが、原則予約制で津市役所は2日前、マイナステーションは5日前、それ以外は4日前までの予約が必要。土日は受け取れる場所と日時が限られている。本庁では、平日に限り予約なしの受け取りも対応しているが、予約の合間を縫って対応するので概ね1時間待ち。受け取りには、本人確認作業とパスワードの設定などで20分ほど必要となる。全ての場所を合わせて1日約300枚ペースで交付を行っている。それに伴い、市役所1階でカード取得者向けのマイナポイント制度の各種手続き支援を行うマイナコーナーも賑わっている。
現在、受け取りの予約が集中すると同時に、マイナポイントと任意のキャッシュレス決済への紐づけなど、質問が集中しており、市役所の電話も非常につながりにくくなっている。受け取りは可能な限りネット予約を利用したり、マイナポイント関係などの質問は、国のコールセンターを活用するといったことも有効だ。
今月に新規取得申請を行った人のカードが国から津市へと届くのが約1カ月半くらいの見込みで、近日に申請している人たちが受け取りに来る時期が転入転出が増える3月末から4月と市役所の繁忙期とぶつかる形になる。そこで津市は国のシステムが休止する日を除き、3月と4月は本庁で土日も受け取れる体制を整える。
しかし、国がカードを受け取った人のマイナポイント申込み期限を5月末に定めたこともあり、それまで混雑が続く可能性は高い。
これまでの傾向を見ると、期限が近づくにつれて駆け込みで受け取りに来る人が増えることが予想される。今後カードの受け取りをする人は、市役所から通知が届いたらすぐに予約し、できるだけ早めに受け取りにいくのが確実だろう。
マイナンバーカードについての問い合わせや受け取りの予約は市民課マイナンバー担当☎059・229・3198へ。国のコールセンターは 0120・95・0178。
2023年2月23日 AM 5:00
㈱岩出菌学研究所(隅谷利光・代表取締役。本社・津市末広町)が11日朝、同社敷地内で「第15回親子きのこ教室」を開き、16家族46名の親子がシイタケ栽培を体験した。新型コロナウイルス感染症の影響で休止していたため、今回が3年ぶりの開催となった。
子供達にきのこについて知ってもらおうと、この時期に毎年開いているもので、毎回、募集と同時に申し込みが殺到する人気企画だけあって今年も定員がすぐ満杯に。
はじめに、所長の多田有人さんが原木シイタケの管理方法等を説明。その後、用意されたコナラとクヌギの原木100本にシイタケ菌の繁殖した「種駒」を打ち込む作業に親子で協力して挑戦した。
良いシイタケが育つためには、深く打ち込み過ぎても、浅くてもダメとあって、子供達は金づちで一つひとつ慎重に取り組んでいた。
作業終了後は、参加家族に「シイタケ菌がまわった原木」が同社から記念品に配られ、参加親子にとっては冬の良い思い出となった。
2023年2月23日 AM 4:55