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今年も、津市の平治煎餅本店で「福引せんべい」が販売されている。
毎年節分に津観音で行われていた『鬼押さえ節分会』は長らくコロナ禍で中止となっていたが今年は2月3日開催される(鬼押さえ儀式と福豆まきは13時~、14時半~、16時~の3回)。その土産として親しまれているのがこの煎餅。厄除けとしても重宝されており、昔は中勢地区の和菓子店で広く作られていた。生地の中心に干支、その周囲に「節分」「福引」「厄除」の焼印を押し、熟練の職人たちが手仕事で三角錐状に折り曲げ、中心の空洞に「えびす」や「大黒」などの縁起物を入れていく。通常の仕事の合間の限られた時間を使って一つひとつ仕上げていくので大量生産できない。
同店では「ぜひ節分会にも参加して頂き、少しでも多くの福を持って帰って頂けたら」と話す。全国発送も可能なので、離れた家族や知人へ贈るという人も増えているそうだ。
種類は、大6000円(完全予約制で予定数に達し次第売切れ)、中1500円、小850円、ミニ864円。全て税込。大門本店・江戸橋店で販売中。
問い合わせは大門本店059・225・3212。江戸橋店059・226・9968。
2023年1月26日 AM 10:28
亀山市本町在住の野津ほのかさん(13才・市立亀山中学2年)が12月26日に広島県福山市のふくやま芸術文化ホールで開かれた「第16回べーテン音楽コンクール全国大会」のピアノ自由曲・中学生の部で見事、第1位に輝いた。
ほのかさんは3才からピアノに親しみ、小学5年生までは地元亀山のピアノ教室で基礎を身につけ、以降はより高いレベルの演奏技術の習得を目指し、鈴鹿市、伊賀市、津市の指導者3名に師事。平日は自宅にあるグランドピアノで学校から帰ってから2時間半、週末は約8時間を費やし、熱心に練習に打ち込んできた。
その甲斐あって上達のスピードも加速。めきめきと頭角を現し、同大会の地区予選、本選をクリアし、全国大会への切符を手にした。
当日演奏したのは「巡礼の年 第2年 補遺『ヴェネツィアとナポリ』S162第3曲 タランテラ(リスト作)」。
単独で演奏されることが多い作品で、技巧的なパッセージも目立つ。八分の六拍子の躍動的な舞曲で、激情的な部分に始まり、中間部は美しいカンツォーネとなる。
穏やかであるが激情的な部分も含まれているため演奏も難しい。強烈な和音連打が続くなど、リストらしさがちりばめられた難曲であり名曲。
ほのかさんは、この名曲を確実かつ情緒豊かな表現で披露。コンクールの審査基準で重視される「音楽性・表現力・音色の美しさ・音楽的な響き」を高いレベルでクリアしたことが今回の結果に繋がった。
1月16日には亀山市役所を両親と共に訪れ、櫻井義之市長に受賞メダルと表彰状を披露し成果を報告した。
将来の夢は「ピアノの指導者と演奏家になること」と話すほのかさん、次なる目標は、3月開催の「全日本ジュニアクラシック音楽コンクール」と8月開催の(一社)全日本ピアノ指導者協会が主催する「ピティナ・ピアノコンペティション」の本選出場だ。
2023年1月26日 AM 10:24
津市美杉町奥津のJR名松線・伊勢奥津駅から徒歩1分、同線や地域の活性化に取り組む商工会女性会員有志が運営しているミニ道の駅「かわせみ庵」が2月19日㈰、オープン14周年記念の植樹祭を開催。当日の植樹ボランティアを募集中。共催=名松線を元気にする会。
植樹祭は名松線乗客に楽しんでもらえる景観づくりを目的に全線復旧前から毎年行っている。
▼内容=9時にかわせみ庵集合。車で5分ほどの距離まで移動し、桜・くぬぎの幼木を植える。雨天決行、荒天中止。軍手・スコップ・唐鍬(とぐわ)を持っている人は持参を。
名松線は松阪駅7時32分発・伊勢奥津駅8時59分着の列車に乗車を。車の場合は伊勢奥津駅前駐車場を利用可。
問い合わせはかわせみ庵代表の中田さん090・4083・8550。
2023年1月26日 AM 10:13