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女の落書帖
時々はパソコンの掃除をしなければと思う。インターネットの一時ファイルやクッキーを削除し、ファイルを整理しゴミ箱を空にする。そうやってパソコンを動かしていたら、メールソフトのアカウントがすべて消えていた。一つのメールソフトで三つのアカウントを使っている。それが一つもない。受信トレイなどのフォルダは空っぽ。スマホでもメールを読めるけれど、パソコンが使いやすい。
何が起こったのだろう。調べてみてもわからないので、とりあえずアカウントの再設定をした。受信メールは表示されたが、送信済みメールが消えた。すべてが回復はしない。
こんな風に何かトラブルが起こると、スマホでもパソコンでもしばしば設定という作業が必要となる。決まりを新たに設けることが設定。そのたびにアカウントやパスワードを入れ直し、チェックリストを記入しと、面倒この上もない。時々うまくいかなくなって行き詰まる。調べてやり直して、調べてやり直す。
私のパソコンは長く使っているものなので、そろそろ買い替え時だ。新しいパソコンにしたら、きっと面倒なことがある。新しいOSに慣れる必要があるし、いろいろな設定をしなくてはならないし。
設定という言葉がこんなに使われるようになったのはコンピューターができてから。面倒でやりたくないことだ。(舞)
2023年4月27日 AM 4:55
お彼岸はお墓参り。婚家のお墓には夫の父母や祖父母が眠っている。実家のお墓には私の父母や祖父母が眠っている。どちらも大事なご先祖様。誰かがいなければ、私は私の子どもたちに出会えなかった。
そして、ご先祖様は他にもいる。ファミリーヒストリーという番組を見ると、りっぱな人がぞろぞろ出てくるが、私だって十代もさかのぼれば千人を超えるご先祖様がいる。一人二人はりっぱな人もいるだろう。
もっとさかのぼればもっとご先祖様がいる。そのご先祖様が戦国時代の戦いにも死なず、度重なる飢饉にも耐えて命をつないでくれたから私がいる。
この地は都から伊勢への通り道、都人の落としだねの可能性だってある。 在原業平が私のご先祖様かもしれない。遊び女の可能性だってあるけれど。
もしかしたら、片田の古墳に眠る豪族がご先祖様かもしれない。伊勢平野は古くから稲作が行なわれていたそうだ。ご先祖様は弥生時代からここに住み着いていたかも。
その前はどこだろう。東南アジアから舟に乗ってやってきたのだろうか。北東アジアだろうか。そしてその前は、モンゴルか中東か。そもそも人類はアフリカで誕生したそうだし。
その歴史のどこが欠けても私は存在しない。私の子も存在しない。存在自体が奇跡だ。ご先祖様にありがとうと言いたい。 (舞)
2023年3月23日 AM 8:31
街中の広い道路を通っていたら、道路脇の植え込みが春めいてきたことに気が付いた。イチョウやケヤキはまだ冬木に見えるが、ユキヤナギやアジサイは緑っぽくなっている。
歩道との間のこういう樹木帯は国道ならば国が、県道ならば県が管理をしているのだろう。枝を剪定し草を刈って景観を維持している。そして地元の誰かが草を引いたり花を植えたりしてくれることもあるみたい。
植えられているのは丈夫そうな木々で、多いのはツツジ類。バラの植え込みもあったが消えた。大きく丸く仕立てられたヒラドツツジが並んでいて、春には赤白ピンクの大きな花を咲かせるだろう。
そのヒラドツツジの真ん中から他の木が葉を突き出しているのを発見した。クスノキだ。鳥が運んできた種が発芽成長したものだろう。
我が家の庭にもクスノキが生えたことがあった。艶々した葉が美しく、そのままにしたらみるみる大きくなって私の背丈を超えた。幹も太くなっていたので、苦労して切った。クスノキは大木になる。神社には似合うが狭い場所には植えられない。
さて、ヒラドツツジの真ん中のクスノキ。ツツジと一緒に丸く剪定してあるが、それではクスノキの成長を止められないと思う。ツツジを覆ってしまう。私がノコギリを持ってきて切るわけにもいかないし、気になる。 (舞)
2023年3月22日 AM 10:53